詳細 | |
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記事年月 | 2002年12月-2003年2月 |
号数 | 18 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【3.習俗・慰霊】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | *ワドル元艦長えひめ丸慰霊碑に献花 |
本文テキスト | えひめ丸衝突事故の犠牲者の慰霊碑に15日、衝突した米原子力潜水艦のスコット・ワドル元艦長が献花のため訪れ、生徒たちに直接「申し訳なかった」と謝意を示した。元艦長の直接の謝罪は初めて(愛媛 12/16、朝日・東京 12/15)。事故から2年目の2月9日にハワイ・ホノルル市のカカアコ臨海公園で行われた慰霊式には、犠牲者8人の遺族と、救出された元実習生らのほか、愛媛県の前田瑞枝副知事や米太平洋艦隊の関係者ら約150人が出席した。ワドル艦長は慰霊式に出席する予定であったが、遺族感情に配慮し出席を断念、式後に花輪を添えるよう関係者に依頼するにとどめた(東京・東京・夕 2/10、愛媛 2/11)。また同艦長は1月、ノンフィクション作家と共著で、事故当時の様子やその後の海軍の対応などを記した「ザ・ライト・シング(正しいこと)」と題した手記を発表した。同書の売り上げの一部は、ハワイ・ホノルルの海浜公園に建立された慰霊碑の維持管理費用に充てられる意向で、日本での邦訳本出版も検討されている(読売・東京・夕 1/27)。 |