詳細 | |
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記事年月 | 2014年7月-9月 |
号数 | 64 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【4. 中東・西アジア】 |
小分類(国名等) | ◆イラク |
記事タイトル | *女性弁護士を公開処刑 |
本文テキスト |
9月25日、モスル在住の人権活動家で女性弁護士のサミーラ・ヌアイミさんが「イスラム国」に拘束され、5日間の拷問を受けた後に公開処刑されたと、国連イラク支援団が発表した。サミーラさんはフェイスブック上で「イスラム国」による宗教施設の破壊を批判していた。9月17日、夫や子どもの面前で自宅から連れ去られ、「背教」の罪で有罪宣告を受けたという(読売・夕9/26)。 「イスラム国」は、シーア派の聖廟やキリスト教とイスラム教の共通の預言者の廟を収めるモスクなどを偶像崇拝の対象として爆破している。これらの破壊活動に反発した若者が闘争組織を結成したり、住民が「人間の鎖」で阻止したりする例もあるという。イスラム過激派の交流サイトでもモスク破壊は「逸脱」だと批判する声が上がっている(信濃毎日8/4)。 |