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記事年月 | 2014年7月-9月 |
号数 | 64 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【2. 東南アジア】 |
小分類(国名等) | ◆インドネシア |
記事タイトル | *大統領に庶民派ジョコ・ウィドド氏 |
本文テキスト | 7月9日に大統領直接選挙の投票が行われ、ジャカルタ特別州知事のジョコ・ウィドド氏(53)が当選した。ジョコ氏は地方の裕福ではない家庭に生まれ、露天商などで学費を稼いで難関のガジャマダ大学を卒業した苦労人。事業で成功し、2005年に政治家に転身、2012年から首都ジャカルタ特別州の知事を務めていた(産経7/10)。知事時代は縁故採用や汚職によらない透明性の高い人事制度を導入し、宗教や出自での差別がないとしてキリスト教徒や華僑の支持も受ける。対立候補のプラボウォ氏は経済学者を父に持つ元陸軍幹部でスハルト元大統領の元娘婿というエリート。イスラム教過激組織がプラボウォ氏支持を表明していた。双方の掲げる政策に大きな相違はなく、選挙戦ではジョコ氏を「キリスト教徒」、「共産党員」などとする虚偽情報がインターネットで流れるなど、ネガティブ・キャンペーンの様相を呈した(読売7/4ほか)。 |