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記事年月 | 2014年7月-9月 |
号数 | 64 |
媒体 |
専門紙 |
大分類 | 9月 |
小分類(国名等) | 神社新報 |
記事タイトル | *『昭和天皇実録』完成 報道の注目点は |
本文テキスト | 『昭和天皇実録』が完成し、宮内庁は8月21日に<天皇・皇后両陛下に奉呈した>。同実録は「昭和天皇の御事蹟を確実な資料に基づいて記録し、天皇・皇后両陛下に奉呈するとともに、後世に伝えること」を目的としている。全61冊。総頁数は約1万2千頁に及ぶ(1日付、29日付)。神社新報紙は全国紙の注目点を紹介し、(1)富田メモ、(2)御告文・御祭文の祈願内容、(3)幼少・少年期をあげている。同紙は富田メモについては、報道されたという<事実だけを記述してをり、内容には触れておらず、宮内庁の見解は定かでない>としている。御祭文についてはアジア太平洋戦争敗戦直前の宇佐神宮などへの敵国降伏祈願についてとりあげ、幼少期・少年期においては皇室内でクリスマス行事が行われていたことの論評に言及している。報道ぶり全体としては「歴史の通説を覆すような新事実はみられなかった」との<声が多いようだ>(29日付。皇室関連では29日付に<東宮 出光美術館に行啓 宗像大社国宝展御覧に>)。 |