詳細 | |
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記事年月 | 2014年4月-6月 |
号数 | 63 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【4.キリスト教】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | *キリシタン資料館、開設相次ぐ |
本文テキスト |
長崎県南島原市は4月4日、「有馬キリシタン遺産博物館」をオープンさせた。同館は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産への登録をめざす「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産である、原城跡と日野江城跡の歴史的価値を伝えるもので、キリシタン文化の伝来・繁栄と弾圧・復活をテーマにした展示室があり、市内のキリシタン関連資料を収蔵している。藤原米幸・南島原市長は同館を「世界遺産登録を推進する拠点」と位置づけている(長崎・長崎4/5)。 4月25日には、2015年1月に長崎市浦上地区に「浦上キリシタン資料館(仮称)」が開設される予定であることを、カトリック長崎大司教区が発表した。潜伏キリシタンがカトリック神父に名乗り出た「信徒発見」から150年を記念する事業の一つで、世界遺産に関する情報も発信する。資料館は浦上地区で生まれ育った出版社経営の女性が計画し、長崎大司教区が支援。浦上天主堂近くのマンションの1階に設けられ、信仰や迫害の歴史を伝える資料を展示する予定(長崎・長崎4/26)。 |