詳細 | |
---|---|
記事年月 | 2014年4月-6月 |
号数 | 63 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【3.習俗・慰霊】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | *日本人遺族、北朝鮮の埋葬地に訪問 |
本文テキスト |
終戦前後に北朝鮮地域で亡くなった日本人の墓参りのため、遺族が6月26日に平壌に入った。5月下旬に日本人拉致問題などの再調査とともに日朝政府間での合意がなされて以来、墓参りのために遺族が訪朝したのはこれが初めてのこととなる。訪朝した9人の遺族には、朝鮮半島北部や満州で終戦を迎え、引上げ途中に家族を亡くした人が多く、支援団体「朝鮮北部地域に残された日本人遺骨の収容と墓参を求める遺族の連絡会(北遺族連絡会)」メンバー2人が同行した(赤旗6/28)。 遺族らは28日、北朝鮮北東部清津の羅南地区の日本人墓地とされている山を訪れ、慰霊の祈りを捧げた。北朝鮮の説明によると、この場所を日本人に公開するのは、初だという。29日には平壌郊外の「竜山墓地」を訪れ、線香を供えるなどして慰霊をした。竜山墓地には、満州などから避難する途中に、栄養失調などで死亡した日本人2400人以上が埋葬されているといわれている(東京・東京6/29、毎日・東京6/30)。 |