詳細 | |
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記事年月 | 2004年3月-5月 |
号数 | 23 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【8.その他の宗教関連事象】 |
小分類(国名等) | ◆生命医療 |
記事タイトル | *ヒトES細胞の無償提供 |
本文テキスト |
日本国内で唯一、ヒトES細胞(人間の受精卵の一部を壊して取り出し、培養した細胞で、あらゆる臓器や組織に成長する能力を持つため「万能細胞」とも呼ばれる)の作成が認められている京都大学が、研究者を対象にES細胞の無償提供を開始した。このことによって、有償でロイヤルティーが発生する海外産のヒトES細胞に国産が代替され、再生医療が発展することが期待されている(日経・東京 3/30)。 京大再生医科学研究所の中辻憲夫所長は、「ヒトES細胞の問題はこれまで生命倫理の議論が中心だったが、今後は対価やルールを含め具体的に検討していく必要がある」と語る(日経・東京 4/2)。 |