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記事年月 | 2011年10月-12月 |
号数 | 53 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【4. 中東・西アジア】 |
小分類(国名等) | ◆イラン |
記事タイトル | *改宗者に死刑判決の可能性 |
本文テキスト | イスラム教からキリスト教に改宗したとしてイスラム教侮辱の罪で逮捕された、北部ラシュトの牧師への死刑判決について、高裁は10月9日、最高指導者ハメネイ師に見解を求めた。この牧師は19歳でキリスト教徒となったが、その前は特定の宗教を信じているという自覚がなかったため、弁護士はイスラム法で死刑相当とされる「改宗」にはあたらないと主張。2010年9月に高裁は死刑を宣告したが、2011年6月に最高裁が審理差し戻しを命じ、再度の判決の前にハメネイ師の判断が仰がれた。改宗による逮捕者はこれまでもいたが死刑が確定した例はなく、欧米の政府や人権団体・キリスト教団体は牧師の釈放を要求している(毎日 10/15)。 |