(公財)国際宗教研究所
 
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『ラーク便り』データベースについて

『ラーク便り―日本と世界の宗教ニュースを読み解く』の全記事のうち、ここでは「宗教専門紙の記事」、「一般紙・雑誌の国内宗教関連記事」、「国外の宗教ニュース」をデータベース化してあります。
ただし、最近3年間のものは収録されておりません。
『ラーク便り』本誌には、これ以外に「ピックアップ・ファイブ」、「研究ノート」、「エッセイ」、「宗教専門紙が書評した本」、その他が掲載されています。

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詳細
記事年月 2011年7月-9月
号数 52
媒体 専門紙
大分類 9月
小分類(国名等) 中外日報
記事タイトル *東日本大震災 教団アンケート
本文テキスト  東日本大震災から半年を迎えるにあたり、中外日報社は伝統仏教の10大宗派と、<活動が比較的目立った>神社本庁、金光教、真如苑、立正佼成会、天理教、カトリック教会、日本基督教団、創価学会の合計18教団に対してアンケート調査を行った。主なアンケート項目は、(1)教団施設や教師(僧侶、神職、牧師など)、檀信徒、信者の被災状況、(2)教団行事などへの影響、(3)対策本部、現地派遣実績など組織とその動き、(4)被災施設などへの対応(安否確認、資金援助、共済制度など)、(5)教団内の被災状況把握、被災施設などへの支援の教訓、(6)一般被災者支援での具体的活動内容と宗教者が支援を行うにあたっての教訓と課題、(7)現地以外での祈り、法要など。かなり詳細な調査であり、<宗教界にも大打撃 動向の詳細明らかに 歴史的災厄 対応に苦慮>と見出しにある。回答抜粋の一覧が計6頁にわたり掲載されている(8日付、10日付、17日付)。
 以上のアンケートをもとに<支援活動の中で宗教者としてどのように考え、発信したのか>をまとめている。伝統仏教では(1)支援の意義を教団と社会との関係から考える視点と、(2)祈りや供養など心の側面から教義などとの関係を捉える視点がみられる。一方、在家中心の教団などでは教義が<災害という非常時に限らず、普段からの社会活動、さらには日常生活そのものでも「規範」「指針」として意識されており、実際に行動に表されていることが少なくない>という(24日付、27日付)。
 またインターネットのホームページやツイッターなどはどの教団でも<安否・被災情報や救援情報、義援金募金やボランティア募集の呼び掛けなどにはかなりの効果を発揮した>。この点について「宗教者災害支援連絡会」の岡田真美子・兵庫県立大学教授は、「各教団が『精神復興』ということを実際の取り組みをもって示し、発信されたものがネットによって広がったのは極めて有効」「(教団の貢献が)世論の信頼にもつながったのは大きな意義がある」とコメントしている(29日付)。
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