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記事年月 | 2011年7月-9月 |
号数 | 52 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【7. 西ヨーロッパ】 |
小分類(国名等) | ◆ドイツ |
記事タイトル | *教皇の母国初公式訪問に歓迎と反発 |
本文テキスト | ローマ教皇ベネディクト16世は9月22-25日に母国ドイツを訪問した。教皇就任後の公式訪問は初めて。22日に行われたベルリン市内のオリンピック・スタジアムで行われたミサには約6万人が参列。宗教改革者のルターが学んだ東部エアフルトを訪問し、プロテスタントの代表やイスラム教徒とも面会した。一方で市民の間には離婚や同性愛、避妊・中絶等に対して厳格な姿勢をとるカトリックへの反発も根強く、宗教的中立を侵害するとの理由から、ベルリンの連邦議会(620人)での演説に左派系の議員約百人が欠席した。ドイツでは公職につく人物の同性愛や離婚を容認する傾向にあり、カトリックの聖職者による未成年者への性的虐待も問題視されていることから、2010年のドイツのカトリック教会脱会者は前年比47%増加していた(毎日 9/23ほか)。 |