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記事年月 | 2011年7月-9月 |
号数 | 52 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【7. 西ヨーロッパ】 |
小分類(国名等) | ◆スペイン |
記事タイトル | *財政危機で豪華訪問に反発 |
本文テキスト | 8月中旬、「世界青年の日」に参加するためのローマ教皇の訪問に対して反発が広がった。スペイン国民の9割以上がカトリック教徒だが、財政危機やEU内最悪となる20%を超える失業率(特に25歳未満の失業率は45.7%と突出)など経済状態が悪化する中での、総額5千万-6千万ユーロ(約55-66億円)もの巨額の資金を投入した訪問の受け入れに対し、不満を持つ市民が増加した。訪問前からマドリードの広場では「政教分離を」「税金を使うな」といったプラカードを持つ若者が集まり、17日夜には約4千人がデモに参加。教皇が到着した18日には厳戒態勢がとられたが、約150人が広場に集まり警察隊に排除された(東京・夕 8/20ほか)。 |