詳細 | |
---|---|
記事年月 | 2011年4月-6月 |
号数 | 51 |
媒体 |
専門紙 |
大分類 | 4月 |
小分類(国名等) | 神社新報 |
記事タイトル | *東日本大震災 神社復興へ 壊滅地は |
本文テキスト |
東日本大震災による被害状況の甚大さに鑑みて、神社本庁は神社復興支援に関する制度の新設・拡充を図ることにし、4月6日の役員会で補正予算案や復興支援基金創設などの規定案を協議した。現行法では「礼拝の用に供する施設」の滅失は長く放置を許されず、本殿だけでも早期再建が求められている。同基金はそのためのもの(4日付、18日付。11日付に神社本庁の正副総長による被害地入りの記事。すべて1面トップ)。 被災神社。氏子地域が壊滅的状況の福島原発に近い広野町・楢葉八幡神社の岡田正士宮司は、「氏子不在の状態が相当期間続く可能性があり、神社の運営がたちゆかなくなります」と語る。岩手県陸前高田市の諏訪神社の河野宮司は津波の犠牲となったが、その妻は避難所となった月山神社で<神職の妻として氏子に範を示すべく、自ら陣頭指揮にあたり、気丈かつ品位あふれる態度で対応されてゐた>(18日付。4日付、11日付、18日付に克明な神社被災状況一覧あり)。 |