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記事年月 | 2003年12月-2004年2月 |
号数 | 22 |
媒体 |
専門紙 |
大分類 | 12月 |
小分類(国名等) | 神社新報 |
記事タイトル | *三島由紀夫の憲法論 |
本文テキスト | 作家の三島由紀夫が東京・市ヶ谷の自衛隊で隊員に憲法改正を訴え、決起を呼びかけた後、自刃して33年の11月25日、慰霊祭や集会が行われた(1日付)。神社新報紙は事件直後の取材のなかで、三島の現憲法への「問題提起」を入手したとし、論評を付してその抜粋を紹介している。三島は憲法第1章の天皇と第9条の戦争放棄を集中して論じており、両章の対立矛盾を指摘。もし、「第9条だけが改正されるならば、日本は楽々と米軍事体制の好餌となり、自立はさらに失はれ、日本の歴史・伝統・文化はさらに危機に瀕するであらう」と主張する(1日付、8日付)。 |