詳細 | |
---|---|
記事年月 | 2003年9月-11月 |
号数 | 21 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【8.その他の宗教関連事象】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | *戦没者遺骨のDNA鑑定開始 |
本文テキスト | 海外や沖縄で亡くなった第二次世界大戦戦没者の身元を特定するためのDNA鑑定が10月から始まった。厚生労働省は、収集した戦没者遺骨の身元確認にDNA鑑定を導入することを1月に決定しており、6月に身元判明の可能性のある6,111遺族に通知していた。希望者は9月末までに申請するよう求めていたが、申請したのは927遺族。申請が全体の15パーセントにとどまった要因としては、遺族の世代交代や、鑑定には長ければ数年の時間がかかることなどのほか、同省が、身元が判明した場合は遺族が遺骨を引き取ることを鑑定の条件としたため。引き取るかどうか、遺族内で意見が分かれたり、特に遺族が女性の場合、他家に嫁ぐなどして、引き取るための墓が無いなどの事情がある。同省では10月以降も申請を受け付ける(毎日・東京 10/20、朝日・東京 10/6)。 |