詳細 | |
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記事年月 | 2008年1月-3月 |
号数 | 38 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【3.習俗・慰霊】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | *なまはげ、女湯に侵入 |
本文テキスト |
秋田県男鹿市に伝わる国の重要無形民俗文化財「なまはげ」の行事で、セクシャルハラスメントまがいの問題が起きたことが1月12日に明らかになった。2007年12月31日に男鹿温泉郷で、なまはげ役の男性が旅館の女湯に侵入して、複数の女性に触った(朝日・東京・夕 1/12)。男性は当時、神酒で泥酔していたが反省しているため、被害届は出されない。以前は、なまはげが女性の尻や胸に触っても「災厄が祓われる」とされていたが、市観光協会では「地元民には当たり前のことでも、観光客には通用しない」と指摘する(産経・東京 1/20)。 問題の発生後、男鹿市ではなまはげの暴れ方の指針作りを目指したが、賛成意見は少数。市教育委員会では、今後のなまはげは「伝統行事と観光用に二分化されていくだろう」と話す(産経・東北 2/8)。 |