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記事年月 | 2006年6月-8月 |
号数 | 32 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【5.新宗教】 |
小分類(国名等) | ◆オウム真理教(現アーレフ)<裁判のゆくえ> |
記事タイトル | *元幹部の動き |
本文テキスト |
オウム真理教の信者だった落田耕太郎氏殺害など3事件で、殺人罪、脅迫罪などに問われていた教団元幹部の越川真一被告の上告審で、最高裁第一小法廷(島田仁郎裁判長)は、7月21日までに、上告を棄却する決定をした。これで越川被告には、懲役10年を言い渡した二審判決が確定する(読売・東京 7/22他)。 地下鉄、松本両サリン事件で使われたサリン生成の中心的役割を果たし、殺人罪などの罪に問われている元幹部の土谷正実被告の控訴審判決が8月18日に、東京高裁であった。弁護側は、殺害計画は知らず、科学的知識や技能を一方的に利用されたと主張、これに対して白木勇裁判長は、犯罪の中核を担った責任は重いとし、求刑通り死刑とした一審判決を支持、控訴を棄却した(朝日・東京・夕 8/18)。弁護側は死刑判決を不服として、24日に最高裁に上告した(読売・東京 8/25)。 |