詳細 | |
---|---|
記事年月 | 2005年9月-11月 |
号数 | 29 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【6.政治と宗教】 |
小分類(国名等) | ◆靖国神社参拝をめぐって |
記事タイトル | *靖国参拝めぐり3判決 |
本文テキスト |
小泉首相による靖国神社参拝を違憲として、原告が慰謝料などを求めた一連の裁判で、9月29日、東京高裁(浜野惺裁判長)は、参拝は私的な行為であり職務行為とは認めがたいとして原告側の控訴を棄却した(朝日・東京 9/30他)。 それに対し、翌9月30日、大阪高裁(大谷正治裁判長)は、参拝は首相の職務として行われたと位置づけ、「特定宗教を助長している」として、憲法の禁じる宗教的活動にあたるとした。高裁としては初の違憲判断。ただし原告の控訴については、信教の自由が侵害されたとは言えないとして棄却した(朝日・東京・夕9/30他)。 10月5日の高松高裁(水野武裁判長)は、参拝が公的か私的かの判断はせず、憲法判断にも触れず、参拝によって原告の法的利益は侵害されていないとして控訴を棄却した(朝日・東京 10/6他)。 |