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記事年月 | 2005年6月-8月 |
号数 | 28 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【6.政治と宗教】 |
小分類(国名等) | ◆靖国神社参拝をめぐって |
記事タイトル | *大阪高裁、違憲判断せず |
本文テキスト | 2001年8月13日に行われた小泉首相の靖国神社参拝は違憲であるとして、戦没者遺族ら338人(内117人が韓国在住の戦没者遺族)が国と首相、靖国神社に1人あたり1万円の慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が7月26日、大阪高裁であった。大出晃之裁判長は「原告らが侵害されたと主張する権利は法律上保護すべきものと認められない」として、原告側の訴えを退けた一審・大阪地裁判決を支持し、原告側の控訴を棄却した。違憲確認の請求も却下し、公的参拝か私的参拝かの判断も示さなかった(朝日・東京、読売・東京 7/27)。同じ大阪高裁では、その後2005年9月30日に首相の靖国神社参拝を違憲とする判決が出されており、地裁レベルでは、2004年4月7日、福岡地裁判決で違憲判断が示されている。 |