詳細 | |
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記事年月 | 2016年10月-12月 |
号数 | 73 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【1.神道】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | *春日大社の正遷宮(しょうせんぐう) |
本文テキスト |
2015年春から第60次式年造替(ぞうたい)が行われている春日大社で、11月6日夜、その締めくくりとなる正遷宮(本殿遷座祭)が行われた。天皇の勅使である掌典職(しょうてんしょく)や崇敬者が見守るなか、4柱の祭神のご神体が移殿(うつしどの)(仮殿)から修理の終わった本殿へと戻された。11月8日には奉祝祭が営まれ、同じ藤原氏の氏神・氏寺として関わりの深い興福寺の貫主ら約10人の僧侶が読経を行い、巫女が神楽を奉納した。11月10日にも東大寺や法隆寺が参加する南都隣山会の僧侶が神前で読経を行い、11日には高野山真言宗の僧侶が高野山声明を奉納した(奈良・奈良11/7ほか)。 また今回の式年造替に合わせ、古来の奉納品を収蔵・展示する旧宝物殿も改修。「国宝殿」と名前を変えて10月1日にオープンした。収蔵する国宝は352点、重要文化財は971点にのぼる(日経・東京10/2ほか)。 |