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記事年月 | 2001年9月-11月 |
号数 | 13 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【6. EU諸国・西欧】 |
小分類(国名等) | ◆主要国(英・仏・独)の対応 |
記事タイトル | *EU内に広がる亀裂 米への軍事協力 英仏独突出に反発の声 |
本文テキスト | 米国のテロ報復攻撃をめぐり、EU各国に亀裂が広がりつつある。英国を筆頭に、独仏が軍事支援の姿勢を鮮明にするのに対し、中小諸国の間からは「EU共通外交の枠が崩れる」と懸念の声があがる。英仏独の3カ国は、国防相、参謀総長による協議を開始。19日にはEU首脳会議が開かれたベルギーのヘントで、ブレア英首相、シラク仏大統領、シュレーダー独首相が、軍事協力の態勢などについて意見を交わした。この三カ国会談に、イタリアのペルルスコーニ首相が、「主要国であるわが国を無視した」と、強く反発した。主要メディアは「“ 事前首脳会談"はビンラディンではなく、EUを追い詰めた」と書き立てた。EU加盟15カ国の中で、「英国対大陸14カ国」、「英仏独対12カ国」という対立の構図が、さまざまな場で浮き彫りになる可能性がある(東京10/24)。 |