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記事年月 | 2001年9月-11月 |
号数 | 13 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【6. EU諸国・西欧】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | リード文 |
本文テキスト | 2002年1月から統一通貨ユーロが導入されるなど、統合が進むEUであるが、米同時多発テロ事件への対応では、基本的には米国との協調を取りながらも同国を牽制する動きがあり、あるいは英国と大陸諸国、あるいは英仏独と中小国など、域内に様々な不均等が隠れていることを露呈した。そこには超大国アメリカに次ぐ政治的経済的主体EUとしての立場と現状が見え隠れする。また事件に伴い欧州を拠点とするテログループへの対策が打ち出されたが、それが「開かれた社会」への不安を煽るという結果も生んでいる。また、テロ偏重の報道の結果、もうひとつの歴史的な出来事であるIRA武装解除などは前四半期に比べ明らかに軽い扱いとなった。 |