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記事年月 | 2001年9月-11月 |
号数 | 13 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【5. NIS諸国、南東ヨーロッパ】 |
小分類(国名等) | ◆ロシア連邦<同時テロ関連> |
記事タイトル | *同時テロ後、国際テロ対策の必要性を強調 |
本文テキスト | 国内にチェチェン問題を抱えるロシアでは、11日にプーチン大統領が同時テロを「恐ろしい悲劇」と呼び、米国民に哀悼の意を表明(朝日9/12ほか)。続く12日には、米国民との連帯の印として、13日正午から全ロシアで国民が黙とうをささげるとの大統領令を布告した(産経9/13ほか)。また、11日夜、テレビ演説で世界に向けて、かねてより同国が訴えていた「二十一世紀の疾病であるテロリズムへの国際的共同行動」の重要性を改めて強調した(産経9/12ほか)。ブッシュ米大統領との二度にわたる電話協議でも、「テロ対策への協調」で意見が一致し(読売9/15)、対立関係にあったNATOとも急接近、協調強化の姿勢を見せた。同国の国際的対テロ協力の強調の背景には、チェチェンの武装ゲリラに軍事・資金援助をしているとされるタリバンへの攻撃が国益にかなっており、チェチェン侵攻を「非人道的」とする欧米の批判を、テロ対策の名のもとに解消するという狙いがある。 |