詳細 | |
---|---|
記事年月 | 2001年9月-11月 |
号数 | 13 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【3. 中東・イスラーム世界】 |
小分類(国名等) | ◆サウジアラビア |
記事タイトル | *宗教界・王家内で米国非難が噴出 |
本文テキスト | 米国メディアで、サウジは対テロ行動に非協力的との批判が相次ぎ、多くのサウジ人が嫌がらせを受け帰国を強いられたことなどもあって、10月下旬ごろより対米批判が強まりを見せ、宗教界・王家内などで米国批判が噴出。25日に、米国メディアがテロ実行犯19人のうち15人がサウジ出身だったと報じたことについて、アブドラ皇太子がこれを長年のイスラムに対する悪意に基づくものとして猛反発(日経夕10/29)。また、26日の金曜礼拝で、ワッハーブ派の権威2人がサウジ政権のアフガン攻撃容認を、「非イスラム的」とするファトワを発表するなど、同国の足下は大いに揺らいだ(朝日10/30)。また、米軍がラマダン中も攻撃を続行していることを受け、ビンラディンに共鳴するサウジ国内のイスラム原理主義勢力は急速に反米感情を強めている(毎日11/20)。 |