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記事年月 | 2001年9月-11月 |
号数 | 13 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【0. 同時多発テロ・ダイジェスト】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | <〜9/23 米国の妥協案拒否と対決姿勢の高まり> |
本文テキスト | しかし、ビンラディンへの国外退去勧告は退去期限などを明示しておらず、即時無条件の身柄引き渡しを求める米国は、「我々の要求を満たさない」として、タリバン政権の妥協案を一蹴し、報復攻撃への態勢づくりを進めた(読売9/21)。ブッシュ米大統領は20日の演説で、テロ攻撃が、ビンラディンが率いるテロ組織アルカイダの仕業と断定し、タリバン政権に対してアルカイダの指導者全員を米当局に引き渡すことなどを要求した(読売夕9/21)。これに対し、タリバンのザイーフ大使は21日、イスラマバード市内で記者会見し、米国の要求を拒否。聖職者会議が20日に決定した「アフガンからの自主退去勧告」は、「ファトワ(宗教布告)ではなく、助言にすぎない」と述べ、強硬姿勢をとり、緊張が高まった(読売・毎日9/22)。 |