詳細 | |
---|---|
記事年月 | 2001年12月-2002年2月 |
号数 | 14 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【9. 生命倫理】 |
小分類(国名等) | <議論・見解―主として倫理面の話題> |
記事タイトル | *倫理と恩恵 クローン胚研究の是非 |
本文テキスト | 米ベンチャー企業ACTが先月25日、人間の卵子に体細胞を移植してクローン胚を作ったと発表。ブッシュ大統領は26日これを痛烈に批判、全米に約4400万人の信者がいる全米カトリック連合のレイモンド・フリン会長も「道徳の崩壊」と非難した。米国では、宗教上の理由から受精卵や胚を操作する研究を日本以上に忌み嫌う声があるが、一方で世界一のバイオ大国という自負もあり、意見は大きく割れている(読売 12/05)。また、スコットランド教会宗教と技術プロジェクト代表のブルース博士は「教会は、治療目的に限り胎児を利用することは認めるが、ヒトそのもののクローン再生は絶対に認めない」と述べた(キリスト 01/01)。 |