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記事年月 | 2002年3月-5月 |
号数 | 15 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【8. 国際会議 生命倫理】 |
小分類(国名等) | <生命倫理> |
記事タイトル | *全身まひの私に死ぬ権利を 英高等法院 |
本文テキスト | 全身まひで回復の見込みがほとんどない43歳の独身女性が死ぬ権利を求めた訴訟で、英高等法院は22日、訴えを認めるとともに、倫理上の問題を理由に人工呼吸器を外すことを拒んだ病院側に対して、「人権侵害」の賠償金100ポンド(約1万8千円)を支払うよう命じた。病院側は上訴を断念。障害者の命の軽視につながりかねないとして、障害者団体や反安楽死団体には戸惑いも広がっている。判決は「深刻な障害をもつ人のなかには、生が死よりもつらいと感じる人がいることを、だれも否定できない」と述べた(朝日夕 03/23)。 |