詳細 | |
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記事年月 | 2002年3月-5月 |
号数 | 15 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【7.皇室】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | *『大正天皇実録』公開 |
本文テキスト | 3月29日、大正天皇の日々の動静を記した文書「大正天皇実録」の公開が、宮内庁書陵部で始まった。一般閲覧も可能。今回公開されたのは、実録の第48巻から第55巻の計443ページで、皇位を継承した1912(大正元)年7月30日から1914年6月29日までにあたる。全97冊のうち残る89冊分は今年中に公開される予定。新たな歴史資料として期待を集める一方、国務大臣内奏の内容や下賜金の金額、あるいは天皇の病状などを記した部分(約2年間のうち86日分、本文141ヶ所、見出し18ヶ所)が「黒塗り」され非開示となっており、公開の意義を損なうといった指摘がなされている。宮内庁書陵部は一部の記述を伏せた根拠を情報公開法施行令の公開基準に準拠して作った「一般利用規則」に求めており、規則によると個人に関する情報などは利用を制限できるとされている(朝日・東京 03/29、日経・東京・夕 02/29)。 |