詳細 | |
---|---|
記事年月 | 2016年4月-6月 |
号数 | 71 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【特設項目 熊本地震関連】 |
小分類(国名等) | ◆寺社の被害状況と問題点 |
記事タイトル | *阿蘇神社で重文の楼門などが倒壊 |
本文テキスト | 4月16日の熊本地震本震により、阿蘇市の阿蘇神社では国の重要文化財に指定されている「楼門」が倒壊した。楼門のほかに拝殿と翼廊(回廊)も倒壊。また、重文の「一の神殿」、「二の神殿」、「三の神殿」、神幸(みゆき)門、還御(かんぎょ)門が損傷した。4月23日には文科省の調査官が被害状況を調査し、重文の復旧に関しては、「建物の部材を再利用できそうで、再建は可能」と判断した。ただし指定文化財以外は全額神社側の負担による再建となる。復興には10年の歳月と事業費20億円が必要となる見通し。同神社は復興に向けて寄付を募っているほか、地元有志がYouTubeを活用した寄付・支援活動などを行っている(熊本日日・熊本5/1、西日本・福岡5/2ほか)。なお、神社本庁のまとめによれば、熊本県を中心とした神社の被害は、5月15日現在で264ヶ所だった(西日本・福岡・夕5/18)。 |