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記事年月 | 2004年9月-11月 |
号数 | 25 |
媒体 |
国内 |
大分類 | |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | リード文 |
本文テキスト | 今期は、台風が繰り返し日本に接近、西日本を中心とした各地に甚大な被害をもたらし、さらに新潟中越地震が発生、天災が多発した。そのようななか「国民的慶事」であるはずの紀宮婚約発表に刺激されて、現在の皇室をめぐる問題、つまり皇太子による皇太子妃の「人格を否定する動き」についての発言、そして秋篠宮による同発言への批判にみられる皇室一家の内実への関心、また皇太子夫妻の第一子が女の子であることから、女性への皇位継承を容認していない皇室典範を改正するか否かという問題への関心が高まっている(『論座』(朝日新聞社)「特集 どこへ行く象徴天皇制」、『Voice』(PHP)「特集 皇室伝統が危ない!」他)。皇室に関する限り、終戦から60年目を迎える2005年は「戦前」をよりいっそう遠いものにする年になるかもしれない。 |