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記事年月 | 2016年1月-3月 |
号数 | 70 |
媒体 |
専門紙 |
大分類 | 3月 |
小分類(国名等) | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *東日本大震災5年 3紙とも大きく紙面費やす |
本文テキスト | 東日本大震災5年に関してキリスト新聞、カトリック新聞、クリスチャン新聞の3紙とも大きく紙面を割いている。それぞれピックアップする。「東日本大震災国際神学シンポジウム」が2月29日と3月1日に東京のお茶の水クリスチャンセンターで「キリストさんと呼ばれて―この時代、この地でキリスト者であること」をテーマに開催された。主題講演で東北ヘルプ代表の吉田隆・神戸改革派神学校長は、被災者の「キリストさん」という言い方には「教派を超えた1人の存在がある」と述べ、それ以上に「キリストを背負っている」ことを被災者が気付かせてくれたのだとし、日本宣教を考える際に、自分たちのあり方について見直すべき事柄、新しい可能性がないだろうかと問いかけた(キ19日付、ク13日付)。カトリックは岩手、宮城、福島の3県で8つのベース(ボランティア拠点)を基に支援活動を続けている。仙台教区サポートセンターの小松史朗神父は次のように語る。「死にたいと思っていた被災者が誰かに会ってもう1日生きてみようと思うのも復活体験」。<そうした“復活”と宣教の場づくりを始めてみて、教会の役割は、人が起き上がっていくことに関わり続けていくことだと気付かされた>(カ6日付。カ20日付に岩手県大槌町でのミサの記事)。東京YMCAは3月6日に「礼拝・支援活動報告会」を山手コミュニティセンターで開いた。日基教団の飯岡洋介・成増キリスト教会牧師は、「ボランティアも被災者も、お互い仕え合うということがかけがえのない喜びになる」と語った(ク20日付。ク13日付、20日付に東日本大震災関連記事)。 |