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記事年月 | 2015年10月-12月 |
号数 | 69 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【7. 西ヨーロッパ】 |
小分類(国名等) | ◆イギリス |
記事タイトル | *中東の遺跡の3Dデータ収集プロジェクト |
本文テキスト | ハーバード大学とオックスフォード大学が共同で2012年に立ち上げた「デジタル考古学研究所(IDA)」が、シリア、レバノン、イラクなどで破壊の危機にある遺跡の3Dデータ収集を進めている。現地スタッフが遺跡の撮影を行い、収集した画像は2015年末には100万点を超える見込み。関係者は、イスラム過激派などが消し去ろうとする遺跡のデータを保存し、復元の可能性を示すことに象徴的な意味を込める。2016年4月の世界遺産デーにロンドンで開かれるイベントでは、「イスラム国(IS)」に破壊されたパルミラのベル神殿のアーチを再現する計画もある。IDAの活動にはユネスコが協力するほか、アラブ首長国連邦の「未来博物館」財団が多額の資金援助を行っている(Newsweek12/1)。 |