詳細 | |
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記事年月 | 2015年10月-12月 |
号数 | 69 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【3.習俗・慰霊】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | *六曜掲載の冊子やカレンダー、配布を見送り |
本文テキスト | 12月、大分県で、「大安」や「仏滅」などの六曜が掲載されている自治体製作のカレンダーや冊子の配布見送り、回収が続いた。六曜の掲載は、「差別的行為を助長する」との指摘があり、佐伯市は12月21日、六曜が記載された市政10周年記念の冊子の全世帯配布を見送った。また、25日には、杵築市でも全戸配布する予定であったカレンダーに六曜が記載されていることから、配布が見送られた。それ以外にも、大分県と6市町村でつくる国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会や臼杵市も、作成した六曜掲載のカレンダーを回収した。自治体の多くは、六曜を科学的根拠のない迷信・因習の一つで差別意識につながる例と位置づけている。しかし、六曜との結びつきが強い婚礼や葬祭などに携わる民間の業界等では、六曜が差別につながるという意見に疑問を抱く人もいるという(大分合同・大分12/25、12/27)。 |