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記事年月 | 2015年7月-9月 |
号数 | 68 |
媒体 |
国内 |
大分類 | 【3.習俗・慰霊】 |
小分類(国名等) | |
記事タイトル | *1歳を祝う「選び取り」が広まる |
本文テキスト | 九州・沖縄や中国地方で多く見られる「選び取り」の風習が広く行われるようになり、新たな道具や意味づけが展開していることが報じられた。選び取りとは、子供の1歳の誕生日に行うもので、子供の前にいくつかの品物を並べ、何を選ぶかで将来を占うというもの。かつては、文才・画才を意味する筆、器用達者を意味するハサミや物差し、商才を意味するそろばんなどが用いられたが、現在では辞書やおたま、ペン、電卓、楽器など、多様なものが登場するようになった。ミキハウス子育て総研(大阪市)の2012年の調査によれば、満1歳の誕生日の祝い方として選び取りと答えたのは13.1%で、関東でも行われているという。担当者によれば、インターネットなどで知られるようになり、ローカルなものではなくなったのではないかと考えられる。少子化によって初誕生(1歳の誕生日)のお祝いがイベント化していることも背景にあるという(朝日・北九州・夕7/25)。 |