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記事年月 | 2015年7月-9月 |
号数 | 68 |
媒体 |
国外 |
大分類 | 【7. 西ヨーロッパ】 |
小分類(国名等) | ◆フランス |
記事タイトル | *テロ未遂事件と情報監視の強化 |
本文テキスト | 7月15日、カズヌーブ内相は、軍関係の施設へのテロを企てたイスラム過激派とみられる16〜23歳の4人の容疑者を逮捕したと発表した。4人は軍高官を殺害する計画を立てており、主犯格の容疑者は「聖戦」主義者と関係をもちシリアへの渡航を望んでいたという(東京7/17ほか)。また、8月21日には、アムステルダム発パリ行きの国際高速列車「タリス」の車中で男が銃を発砲し、乗客3人が負傷する事件が起きた。警察当局によれば、男は26歳でモロッコ出身。イスラム過激派の拠点に出入りし、監視対象となっていた(読売8/23ほか)。政府は情報機関の機能を強化しており、6月下旬にはテロへの関与が疑われる場合、裁判所の許可なく、監視カメラや盗聴機の設置、あらゆる通信記録を傍受できるとした法案が議会で可決された(日経7/7ほか)。 |