(公財)国際宗教研究所
 
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『ラーク便り』データベースについて

『ラーク便りの全記事のうち、ここでは「宗教専門紙の記事」、「一般紙・雑誌の国内宗教関連記事」、「国外の宗教ニュース」をデータベース化してあります。
ただし、最近3年間のものは収録されておりません。
『ラーク便り』本誌には、これ以外に「ピックアップ・ファイブ」、「研究ノート」、「エッセイ」、「宗教専門紙が書評した本」、その他が掲載されています。

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詳細
記事年月 2015年4月-6月
号数 67
媒体 国外
大分類 【1. 東アジア・太平洋地域】
小分類(国名等) ◆韓国
記事タイトル *「セウォル号」事故1年、各地で抗議や追悼
本文テキスト  乗員乗客476人を乗せた旅客船「セウォル号」が南西部の珍島(チンド)沖で沈没し、295人が死亡、9人の行方不明者を出した事故から1年を迎えた4月16日、各地で抗議活動や追悼行事が行われた。犠牲者のうち261人が修学旅行中の檀園(タンウォン)高校の生徒と教師であったが、4月2日には同高校の犠牲者生徒の父母50人が、ソウル市内で頭を丸刈りにして政府の対応に抗議した。政府は、1日に1人平均8億2千万ウォン(約9千万円)を賠償金・慰労金として支給する案を発表したが、遺族らは賠償金より船体の引き上げと真相を徹底究明するべきだと反発した。また4〜5日にかけては、高校のある安山の合同焼香所から約45km離れたソウル中心部まで遺影を抱いた数百人の両親らが抗議の行進を行った(東京4/5ほか)。安山市内では10日、追悼行事が開かれ、集まった約2千人の生徒らが冥福を祈った。市内の合同慰霊所から約3km行進、追悼の歌を合唱し、風船が空に放たれた(赤旗4/12)。
 珍島沖の事故海域には15日朝、遺族ら約200人がフェリーで訪れ、犠牲になった子どもたちの名を叫び涙を流し、追悼のシンボルカラーとなった黄色のパーカー姿で、白い菊や赤いバラを海に投げ入れた(朝日・夕4/15ほか)。16日には珍島の彭木(ペンモク)港に朴槿恵(パククネ)大統領も追悼に訪れ、「必要な手続きを速やかに進め、できるだけ早い時期に船体を引き揚げる」と表明した。遺族らの強い要求を踏まえた発表だったが、政府への不信は根強く、 朴大統領が到着する前に去っていく遺族らもおり焼香所前で予定されていた追悼行事は中止となった。李完九(イワング)首相は16日午前、檀園高校に近い合同焼香所を訪れたが、遺族らに阻まれて焼香できなかった(朝日4/17ほか)。
 全国120ヶ所以上で自治体や民間団体による関連行事が行われるなか、遺族や市民団体らがソウル市内で大規模な追悼式「4・16約束の夜」を開催した。5万人超が参加し、犠牲者を追悼するとともに、政府に船体引き揚げと、セウォル号特別法の適正な実施を求めた。参加者は胸に黄色いリボンを付けるなどして哀悼の意を表明し、ステージでは、詩の朗読や音楽の演奏なども行われ、追悼の映像が流れると嗚咽の声がもれた(赤旗4/18)。
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