(公財)国際宗教研究所
 
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『ラーク便り』データベースについて

『ラーク便りの全記事のうち、ここでは「宗教専門紙の記事」、「一般紙・雑誌の国内宗教関連記事」、「国外の宗教ニュース」をデータベース化してあります。
ただし、最近3年間のものは収録されておりません。
『ラーク便り』本誌には、これ以外に「ピックアップ・ファイブ」、「研究ノート」、「エッセイ」、「宗教専門紙が書評した本」、その他が掲載されています。

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詳細
記事年月 2015年1月-3月
号数 66
媒体 国外
大分類 【4. 中東・西アジア】
小分類(国名等) ◆イラン
記事タイトル *イラン政府、仏紙襲撃事件に硬軟
本文テキスト  イラン政府は、『シャルリ・エブド』社襲撃について、事件を非難しつつ、宗教の価値を貶める行いは表現の自由の悪用であるとの立場をとった。外務省報道官は1月7日、テロ行為を非難する声明を発表。同時に、過激主義が「誤った政策や二重基準の産物」であるとして、シリア内戦で反体制派を支援した欧米諸国の対応を暗に批判した。1月14日に風刺画を再掲載した『シャルリ・エブド』最新刊が発売されると、イラン外務省は「イスラム教徒の感情を逆撫でする」とし、欧州各政府に是正を求めた(読売1/15ほか)。
 日刊紙『マルドメ・エムルーズ』は、『シャルリ・エブド』に連帯を示すスローガン「私はシャルリ」を一面トップに掲載。当局は同紙を発禁処分とした。編集者は、問題の紙面が(『シャルリ・エブド』紙での)風刺画再掲載の前に作られたものだと主張、再掲載後に雰囲気が変わってしまったと釈明した(毎日1/19)。
 イランの地方行政のトップである最高地方評議会は1月18日、「侮辱に抗議」する目的で、全国市町村の街道や広場の名前を「ムハンマド」に改める指示を発令した。同評議会はまた、欧州の学生が名前を「ムハンマド」に改名すれば国内の大学の学費を無償にする措置も検討しているとした(読売1/19)。
 一方、指導層は反イスラム感情への懸念を示す態度に終始した。ロウハニ大統領は1月9日、ハメネイ最高指導者との会談で、預言者ムハンマドは全てのイスラム教徒が法に従うべきことを説いているとし、「ジハードの名の下に殺人を犯したり、暴力を広めたりするものがイスラム教への恐怖心を助長している」として襲撃事件を非難した(日経・夕1/10)。ハメネイ師も欧米の若者に向けて「テロリストをイスラムの代表者と捉えないでほしい」というメッセージを発表した。偏見を除いてコーランから直接イスラムを理解してほしいとの内容で、ハメネイ師が欧米向けにこのような発信を行うのは異例だという(東京1/23)。
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