年月日
|
出来事
|
国名
|
出典
|
出典年月日
|
区分
|
2019/09/11
|
ハーグの裁判所は、認知症が進んだ患者に十分な意思の確認を行わず、安楽死の措置を行ったとして起訴された医師に対し、無罪の判決を言い渡した。同患者は、認知症の状態が軽度の段階で、症状が進んで施設に入所する必要が生じた場合には安楽死を望むとする指示書に署名していたが、施設入所後に死を拒む発言を行うことがあった。
|
オランダ
|
毎日
|
2019/09/13
|
|
2020/01/10
|
カブース・ビン・サイド国王が79歳で死去した。国王は内政においてはスンニ派とシーア派、そして自身の属するイバード派というイスラム教の宗派間の均衡に配慮した政治運営を行った。外交においても「寛容なイスラム」を象徴する中立の立場を貫き、中東和平の実現に尽力したことで知られる。
|
オマーン
|
朝日
|
2020/01/12
|
|
2013/10/30
|
保安当局が首都アスマラの北で行われた祈祷会に参加していたキリスト教徒185人を逮捕した。同国政府は2002年に正教会、カトリック、ルター派以外のキリスト教団体の活動を禁止しており、公認教会に対しても厳しい規制を加えている。
|
エリトリア
|
クリスチャン
|
2013/11/17
|
|
2005/04/07
|
カイロの観光名所で爆弾テロがあり、アメリカ人を含む4人が死亡した。犯人の大学生は組織に属しておらず、インターネットから聖戦思想の情報を得て犯行に及んだ。
|
エジプト
|
読売
|
2005/04/20
|
|
2004/11/12
|
パリ郊外のペルシー軍事病院で死去したパレスチナ自治政府のアラファト議長の遺体は、カイロに運ばれ葬儀が行なわれた後、ラマラの議長府内の廟に運ばれ埋葬された。
|
エジプト
|
朝日
|
2004/11/13
|
|
2002/01/21
|
ユダヤ、キリスト、イスラムの高位聖職者がイスラエル・パレスチナ武力衝突の早期終結を求める共同宣言をアレキサンドリアで採択。
|
エジプト
|
読売
|
2002/01/22
|
|
2011/01/‐‐
|
政変の影響によりイスラム教徒とコプト教徒の対立が激化した。ムバラク政権時に治安当局によって押さえこまれていた対立の重しが無くなったことが原因とされる。
|
エジプト
|
朝日
|
2011/02/02
|
|
2010/07/07
|
エジプト考古最高評議会は、首都カイロ郊外にあるサッカラ遺跡で古王国時代の2つの墓を発見したと発表。約4,400〜4,200年前の古王国第6王朝の政府高官と息子のもので、「死後世界への扉」が備えられていた。
|
エジプト
|
毎日
|
2010/07/08
|
夕刊
|
2010/12/01
|
長期ムバラク政権下において、非合法ながら事実上の最大野党勢力である「ムスリム同胞団」は、エジプト人民議会選挙の第1回投票において不正があったとし、同月5日の決選投票を棄権すると発表した。
|
エジプト
|
朝日
|
2010/12/03
|
|
2011/01/01
|
アレクサンドリアにあるコプト教会前で自爆テロが発生、21人が死亡、97人が負傷した。その後もコプト教徒とイスラム教徒の衝突事件が相次いだ。
|
エジプト
|
産経
|
2011/01/03
|
|
2011/02/04
|
イスラム教の金曜礼拝後、カイロのタハリール広場などで20万人以上が集結し、ムバラク大統領の辞任と民主化を要求した。若者が中心の反政府運動とムスリム同胞団などの野党勢力が連帯。同大統領は11日に辞任した。
|
エジプト
|
日経
|
2011/02/05
|
夕刊
|
2011/04/30
|
ムバラク大統領退陣後初の人民議会選挙に向け、最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団が「自由公正党」を結成した。同党以外にも、前政権で禁止されていたイスラム主義組織の政党結成が相次いでなされた。
|
エジプト
|
赤旗
|
2011/05/02
|
|
2011/07/29
|
首都カイロのタハリール広場で、厳格なイスラム保守派であるサラフィ主義者ら数万人が集会を行い、一部がエジプトのイスラム化を主張した。これに対して、若者を中心とする世俗的な政治グループから反発が示された。
|
エジプト
|
毎日
|
2011/07/31
|
|
2012/03/17
|
コプト正教の教皇シュヌーダ3世が3月17日死去した。享年88歳。政権批判により81年から幽閉されたが、85年に解放。近年のイスラム勢力の伸長に対しても穏健姿勢で信徒らを統率してきた。
|
エジプト
|
産経
|
2012/03/19
|
|
2012/06/17
|
ムバラク政権崩壊後初となる大統領選が行われ、ムスリム同胞団傘下で、自由公正党党首のモルシ氏が決選投票の末当選した。イスラム主義の大統領はエジプト初。
|
エジプト
|
読売
|
2012/06/25
|
|
2012/11/04
|
コプト正教会は首都カイロの大聖堂にて新教皇を選ぶ儀式を行った。儀式にて少年が候補者3人から無作為に選んだ結果、タワドロス司教が第118代教皇として就任した。
|
エジプト
|
京都
|
2012/11/05
|
|
2012/12/22
|
/新憲法の是非をめぐる国民投票の結果、賛成多数で承認された。新憲法をめぐってはイスラム法をどう扱うかで、与党のムスリム同胞団系勢力と世俗主義系勢力とが対立している。
|
エジプト
|
日経
|
2012/12/24
|
|
2013/07/03
|
モルシ大統領の退陣を求める数百万人規模のデモが発生。 エジプト軍は現政権では事態を収拾できないと判断し、 憲法の停止、大統領の解任を発表した。モルシ大統領の支持母体、 ムスリム同胞団は解散に追い込まれた。
|
エジプト
|
読売
|
2013/07/04
|
|
2014/01/15
|
新憲法草案の是非を問う国民投票が行われ、承認された。同憲法はイスラム教を国教としながらも、宗教政党やデモ、集会の禁止が盛り込まれており、事実上ムスリム同胞団の解体をねらったものとなっている。
|
エジプト
|
読売
|
2014/01/15
|
|
2014/02/21
|
立憲党の党首にコプト教徒のハーラ・シュクラッラー氏が就任した。エジプトで主要な政党の党首にコプト教徒や女性が就くのははじめて。
|
エジプト
|
毎日
|
2014/03/15
|
|
2014/04/28
|
中部ミニア県の裁判所は2013年8月の警察署襲撃などでムスリム同胞団のバディーア団長を含む683人に死刑を言い渡した。エジプトでは最終的な言渡しの前に大ムフティの意見を聞くことになっているため、6月21日、183人に改めて死刑判決が下された。
|
エジプト
|
産経
|
2014/04/29
|
|
2014/06/23
|
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラの記者3人(カナダ国籍をもつエジプト人1人とオーストラリア人2人)はエジプトについて内戦状態と伝えたところ、虚偽の報道によりムスリム同胞団を支援したとして禁固7〜10年が言い渡された。
|
エジプト
|
朝日
|
2014/06/24
|
夕刊
|
2014/07/05
|
「イスラム国」の主張するカリフ制復活に対し、イスラム法学者らが暴力によるカリフ制再興を否定する考えを表明した。意見を述べたのはイスラム学の最高学府アズハル大学の法学者やエジプト出身の著名な法学者ユースフ・カラダーウィー氏ら。
|
エジプト
|
産経
|
2014/07/08
|
|
2015/02/04
|
「イスラム国」によるヨルダン軍パイロットの焼殺映像を受け、アズハル大学総長のアフマド・タイイブ師が非難声明を発表した。同師は、火刑を科すことができるのはアッラーのみであるとし、「イスラム国」の行為はイスラム教を逸脱するものであると批判した。
|
エジプト
|
読売
|
2015/02/06
|
|
2015/04/05
|
エジプト各地で公的機関や観光地観光客を狙ったテロ事件が多発している。一連のテロ事件は「イスラム国」系、ムスリム同胞団系の勢力によるものと見られている。
|
エジプト
|
赤旗
|
2015/04/14
|
|
2015/05/16
|
4月21日、特別法廷で前大統領モルシ氏の判決公判が行われ、大統領在任中の反政権デモ隊への扇動罪などが問われ、禁固20年が言い渡されていたが、さらに刑事裁判所にて脱獄幇助の罪に問われ、死刑判決が言い渡された。
|
エジプト
|
毎日
|
2015/05/17
|
|
2015/07/01
|
「イスラム国(IS)シナイ州」を名乗る武装勢力によるテロ事件がシナイ半島で頻発している。「シナイ州」の前身は「エルサレムの支援者」とされ2013 年にムスリム同胞団を支持母体とするモルシ政権が倒れて以降、テロを活発化。2014 年11 月にIS に忠誠を誓うと発表した。
|
エジプト
|
産経
|
2015/07/02
|
|
2016/02/25
|
裁判所は3人のコプト教徒に、イスラム教を侮辱した罪で5年の禁固刑を言い渡した。彼らが撮影したイスラム教の礼拝を模倣したビデオが罪に問われた。エジプトでは2016年に入ってから、イスラム教侮辱の罪で有罪判決が下される事例が増加している。
|
エジプト
|
Int. New York Times
|
2016/02/27
|
|
2016/05/28
|
イスラム教の解釈を示す政府機関のファトワ庁は、学校などの試験期間がラマダンと重なる場合、断食を中断してもよいとするファトワ(法学見解)を出した。2016年のラマダンは高校卒業試験の期間と重なっており、断食を行わないコプト教徒との間に差が生じることに対し不満の声が上がっていた。
|
エジプト
|
毎日
|
2016/05/30
|
夕刊
|
2016/12/11
|
首都カイロにあるキリスト教の一派コプト教の教会で自爆テロがあり、25人が死亡、49人が負傷した。13日にスンニ派過激派組織「イスラム国(IS)」が「ISエジプト」名義で犯行声明を出した。同国で人口の1割を占めるコプト教徒の多くは、イスラム勢力に対して強硬的なシシ政権を支持している。
|
エジプト
|
朝日
|
2016/12/15
|
|
2017/01/‐‐
|
シナイ半島北東部アリーシュで1月後半以降、3〜4千人のコプト教徒住民を標的にした「イスラム国(IS)」分派による銃殺、斬首や放火などの襲撃が相次いだ。少なくとも7人が死亡し、数百人が避難を余儀なくされた。2月24日、コプト教会側は襲撃を「テロ」として非難する声明を出した。
|
エジプト
|
毎日
|
2017/03/04
|
夕刊
|
2017/04/28
|
教皇フランシスコが首都カイロを訪問した。イスラム教スンニ派最高教育機関アズハル大学での国際平和会議に出席し、演説で宗派や宗教を超えた協力と対話を訴えた。また2016年12月にテロ攻撃を受けたコプト教の教会を訪れ、犠牲者を追悼した。29日にはコプト教徒ら約1万5千人の前でミサを捧げた。
|
エジプト
|
カトリック
|
2017/05/14
|
|
2017/11/24
|
シナイ半島のアリーシュ西郊ビルアブドにあるスーフィズムのモスクが金曜礼拝中に武装集団の襲撃を受け、300人を超える死者が出た。犯行声明は出されていないが、近年シナイ半島で活動を展開する「イスラム国(IS)」系勢力による犯行との見方がある。スンニ派を自称するISは、シーア派や神秘主義を「異端」として敵視している。
|
エジプト
|
毎日
|
2017/11/25
|
夕刊
|
2018/01/01
|
エジプトのイスラム教最高指導者シャウキー・アラム師は、「イスラムの教義に反する」として仮想通貨ビットコインの取引を禁止するファトワを発令した。同師は投機対象になっているとされるビットコインの取引がイスラム教の戒律で禁止される賭博に類似すると主張した。
|
エジプト
|
東京
|
2018/01/06
|
|
2018/08/28
|
エジプトのスンニ派最高権威機関アズハルが、女性に対するセクハラは「ハラーム(禁止)」にあたるとする声明を発表し、「言葉でも行為でも、セクハラはイスラム法上で罪に問われる」と述べた。2013年の国連調査によると若いエジプト女性の99%が性的嫌がらせを経験しており、同国ではセクハラが社会問題となっている。
|
エジプト
|
東京
|
2018/08/30
|
|
2019/05/19
|
首都カイロ近郊の都市ギザの路上で爆発が発生し、巻き込まれた観光バスの乗客ら17人が負傷した。現場は世界遺産のピラミッドがある観光地区域で、日本政府の支援で建設中の「大エジプト博物館」の付近。観光客を狙ったテロとみられている。
|
エジプト
|
読売
|
2019/05/20
|
夕刊
|
2019/08/04
|
首都カイロ中心部で逆走した車が多重衝突を起こして大規模な爆発が発生し、20人の死者と47人の負傷者が出た。内務省は「ムスリム同胞団」の関連組織とみられているイスラム過激派「ハスム運動」の関与を指摘し、捜査を開始した。近年カイロ付近ではテロが相次ぐが、中心部で約70人もの死傷者が出る事件は異例。
|
エジプト
|
読売
|
2019/08/06
|
|
2019/11/13
|
首都カイロ近郊のサッカラ遺跡で初めてカタコンベ(地下集団墓地)が発掘されたと、エジプトと合同調査を行った日本調査隊が発表した。ローマ帝国支配期の1〜2世紀のものと推測され、ライオン像や数十体のミイラを含む遺体のほか、副葬品として古代エジプトのイシス女神とギリシャのアフロディテ女神を習合させた像も発見された。
|
エジプト
|
朝日
|
2019/11/14
|
|
2020/08/04
|
性暴力被害者の身元が知られないよう情報を秘匿する法案がエジプト議会で可決された。法案成立後は被害者の情報を明かした人物に禁錮刑が科される。イスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルも被害者が法的措置を取るプロセスを支援するように呼びかけている。
|
エジプト
|
赤旗
|
2020/08/06
|
|
2015/07/05
|
ローマ教皇ベネディクトは5〜8日にエクアドルを、8〜10日にボリビアを、10〜12日にはパラグアイを訪問した。主要都市でミサを行ったほか、先住民団体に対し、アメリカ大陸征服の際の先住民の虐殺や奴隷化を謝罪した。教皇は刑務所や貧困地域も訪れ、貧しい人々に寄り添う姿勢を強調した。
|
エクアドル
|
朝日
|
2015/07/07
|
|
2002/12/00
|
ウズベキスタンのナボイでバプテスト教会の指導者が無許可で自宅集会を開いたとして、禁固10日の有罪判決をうける。
|
ウズベキスタン
|
キリスト
|
2002/12/14
|
|
2005/08/21
|
ウクライナのユニエイト(東方帰一)教会が、主管区本部を西部リビウから首都キエフに移した。ロシア正教会からは批判の声がでている。
|
ウクライナ
|
毎日
|
2005/08/22
|
|
2018/10/11
|
イスタンブールで開催された東方正教会の主教会議(シノド)において、ロシア正教会がウクライナ正教会を管轄下に置くとした1686年の文書の無効が宣言された。ウクライナ正教会はロシア正教会からの独立を前提として、12月15日に「統一宗教会議」を開催。国内の教会組織を統合し、新組織の長にエピファニー府主教(39)を選出した。
|
ウクライナ
|
読売
|
2018/10/13
|
|
2019/01/05
|
コンスタンチノープル全地総主教のバルトロメオス1世は、ロシア正教会の管轄下にあったウクライナ正教会を正式に独立させることを決定し、公式文書(トモス)に署名した。ロシア正教幹部は、トモスは無効であると主張している。
|
ウクライナ
|
毎日
|
2019/01/07
|
|
2014/02/24
|
ムセベニ大統領は同性愛者を終身刑とする新法案に署名した。同性愛を助長することが違法とされ、告発することが義務付けられた。近年アフリカ諸国ではキリスト教とイスラム教が反同性愛で共闘する姿勢がみられる。
|
ウガンダ
|
毎日
|
2014/03/22
|
|
2005/10/01
|
バリ島の2ヶ所でほぼ同時に爆発が起き、実行犯3人を含む22人が死亡、死傷者総数は100人を超えた。
|
インドネシア
|
朝日
|
2005/10/02
|
|
2005/06/24
|
インドネシアのナングロアチェ州で、同国で初めてのむち打ち刑が執行されることになった。同州は2003年に特別自治州に指定された際、唯一イスラム法が適用されることとなった州。
|
インドネシア
|
朝日
|
2005/06/17
|
|
2003/08/07
|
バリ島での爆破テロの実行犯、アムロジ容疑者に対して死刑判決が下された。
|
インドネシア
|
読売
|
2003/08/08
|
|
2002/11/19
|
インドネシア国家警察が、アルカイダとのつながりも指摘されているイスラム過激派組織ジェマー・イスラミアの精神的指導者で、イスラム法学者のアブ・バカル・バシル氏を、入院先の病院で逮捕した。
|
インドネシア
|
毎日
|
2003/11/21
|
|
2002/10/12
|
インドネシア・バリ島の繁華街クタ地区の、外国人が多く集うディスコ「サリ・クラブ」がテロによって爆破される。187人の死者が出た。米国名誉領事宅付近でもほぼ同時刻に爆発があり、米国と同盟国をねらったテロとの見方も。
|
インドネシア
|
毎日
|
2002/10/14
|
|